人財

不正事案の再発防止を最重要課題として、抜本的な組織改革に着手しています。同時に、新たに人財育成方針の策定・行動指針の改定などにより、社員の自律的な成長を促します。ボトムアップで経営に参画する企業風土を築きながら、社員と会社が共に成長する戦略的人事に注力していきます。

新たな人財育成方針を策定

社員一人ひとりが自律した組織
常に正しいことを選択できる組織を構築します

不正事案の再発防止に向け、規程やガイドラインの再構築とともに、企業風土の刷新、人事制度の見直しを進めています。また、これまでの人財戦略では、策定・遂行をリードする部門が明確になっていないという課題があったことから、人事部のミッションとして再定義しました。今後は人事部が主導したプログラムを社員に提供し、実施状況や浸透度をモニタリングした上で、必要に応じて改善を加えていきます。これにより、コンプライアンスの強化・定着と、戦略的な人財育成を実現します。

2021年度からは新たな人財育成方針として、「社員1人1人が、自律的に自らの成長を実現することを支援する」を掲げました。「netone グループ行動指針」と新方針を礎とする4つの人財育成戦略のもと、「会計リテラシー強化教育」「コンプライアンス教育の再徹底」「J-SOXに関する理解促進教育」などの施策を実行していきます。

私は経営企画本部・管理本部管掌職(取材当時。2021年6月22日まで管掌)の立場として、社員一人ひとりが、自身が「正しい」と思うことを必ず実行してほしいと考えています。年齢や役職に関係なく、よいと思うことを進言・提案し、それを“やり遂げる”ことができる組織、さらには、現状の業務や方法は本当に正しいのかを自らに問い、改善を重ねることができる組織を目指します。先に述べた人財育成方針・人財育成戦略により、これを実現する決意です。社員一人ひとりが、人間性豊かな人格の形成を目指し、主体性をもって自己研鑽に努めてほしいと思います。一方で、組織としては、仕組みの整備だけでは補えない個人差や個性を十分に把握し、いかに補い、手を差し伸べるのかを検討することが重要だと考えています。

人財育成の方針と戦略

多様性のある組織づくり

業務執行レベルでの登用を重視し
真の多様性を追求します

ネットワンシステムズでは社外取締役と社外監査役に各1名の女性が就いていますが、当社における女性登用はまだ十分でないと認識しています。現在、複数名の社員が女性リーダーを育成する「J-Win(特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)」主催の活動に参加しており、キャリア形成に向けた自己研鑽に励んでいます。

真に多様性のある組織に向けては、取締役会における女性や外国人比率もさることながら、執行役員への登用が重要だと考えます。そのためには一人ひとりがいろいろな経験を積んで人格を磨くとともに、有望な人財を組織として引き上げ、盛り立てる風土も必要です。引き続き、多様性の確保に向けた施策を検討していきます。

さまざまな事案を乗り越えて当社が変革を遂げるには、社員の本音を引き出し、それに対して経営層がアクションを起こせるような仕組みが不可欠だと感じています。次に取るべき行動に向けて積極的な意見が飛び交うネットワンシステムズを目指し、よりよい制度構築と不断の改革を進めてまいります。