社外取締役の紹介とメッセージ

社外取締役 河上 邦雄

若々しい気風を生かした
最先端のICT技術を有する独立系インテグレーターとして、
ボーダレスな事業展開に期待しています。

プロフィール
株式会社関電工出身。情報通信事業分野の豊富な知見・経験及び取締役の経験を有する。2009年から当社社外取締役。

社外取締役を引き受けた理由

私が社外取締役に就任した2009年6月当時は、ガバナンスにおける社外取締役の重要性や認知度は、一般的にそれほど高くありませんでした。このままの状況が続けば、日本企業が国際的な機関投資家や一般株主の方々から信頼を得られず、将来の不安定要因になりかねない可能性もありました。そこで、社外取締役として会社の発展と株主価値向上の一助となればと、この職を引き受けた次第です。就任当時、社外取締役は私だけだったので、試行錯誤の連続であったことを覚えています。

社外取締役の役割について

私の考える社外取締役の役割は、投資家の保護、そして経営の健全性と透明性を促進し企業経営の正当性を浸透させ、持続的な成長の実現化に資することです。具体的には、①中期経営計画の策定と実施状況の監督、②コンプライアンスとリスクマネジメントのモニタリング、③サスティナビリティの観点からのモニタリング、④サクセッションプランの策定、⑤経営者への助言、⑥利益相反事項のチェックなどが挙げられるでしょう。

新経営体制に対する期待

新経営体制となって日が浅いため、目に見える変化はこれからだと思いますが、役員の若返りにより、新鮮さ、意欲満々でポジティブに感じられます。もともと当社には、若々しい気風があり、最先端のICT技術を有する独立系インテグレーター、よい意味での上下コミュニケーションがフラット化している印象があります。今後は新経営体制の中で、原価意識の徹底、国際事業のさらなる展開、新事業分野の検討、人財の確保と教育研修体系の確立、という課題を克服する必要があるのではないでしょうか。当社はICT分野の人財が多いので、その知識やノウハウがあれば近未来への挑戦、ボーダレスな事業展開が可能だと期待しています。

社外取締役 今井 光雄

現在の路線を推進し、
業界のリーダー的立場を確固たるものにすることが、
当社の持続的な成長につながるはずです。

プロフィール
日立電線株式会社(現 日立金属株式会社)出身。情報通信事業分野の豊富な知見・経験及び企業経営者としての経験を有する。2012年から当社社外取締役。

社外取締役を引き受けた理由

私が社外取締役に就任したのは、2012年6月のことでした。当時、当社は通信事業者向けに事業を伸ばす一方、ICT市場の将来を見据え、新しい技術に挑むために事業改革を進めていく必要がありました。そのような状況のなか、経営体質の強化、成長の土台づくりについて経営の監督という観点から働きかけ、企業価値のさらなる向上に向けたお手伝いができればと考えて引き受けました。

社外取締役の役割について

近年、特に重要になっている「社外取締役に必要なもの」とは、まず多角的な視点を持つことです。株主からの目線、経営者からの目線、従業員からの目線というそれぞれに立場の異なる視点から、複合的で客観的に当社の現状を把握し、その上で言いにくいこともはっきりと中立の意見を述べることが重要だと考えています。さらに、経営陣が業績を上げられるような経営を行っているか、そして、規範を逸脱するような事例はないかしっかりと把握することも必要でしょう。当社は非常にオープンで意見を言いやすく、社外取締役として責任を全うしやすい環境です。また、業界のリーダーとして常に新しい技術を取り入れて、業界をリードしていくという経営方針も評価しています。

新経営体制に対する期待

今は新経営体制に移行したばかりであり、まだ目に見える変化は感じられないものの、若く活力のある新経営陣には、経営体制をいち早く軌道に乗せ、新しい方針、切り口で積極的に改革を進めてほしいと考えています。ICT業界は環境変化も激しく、厳しい経営判断が求められていますが、現在の路線を推進し、業界のリーダー的立場を確固たるものにすることが、当社の持続的な成長につながるはずです。

社外取締役 西川 理恵子

自社の知見や経験を活かし、
時代に必要とされる新たな事業を展開するDNAで
日本だけでなくグローバルに必要とされる企業へ。

プロフィール
慶應義塾大学法学部教授。法学研究を専門とする大学教授としての豊富な知見・経験を有する。2015年から当社社外取締役。

 

重要な兼職の状況
慶應義塾大学法学部教授

 

社外取締役を引き受けた理由

私が2015年6月に社外取締役に就任する以前から、ネットワンシステムズは、現代において重要なITインフラの形成維持に貢献し、今後もハード、ソフトの両面で活躍できる企業という印象を抱いていました。社外取締役をお引き受けしたのも、私の国際取引法と英米法の知識や経験などを、当社で役立てていただけたらと考えたからです。また、そこで得られる知見を、将来の経営者の可能性を持つ学生に伝えたいとも思っています。

社外取締役の役割について

社外取締役として必要なことは、株主の視点から経営に参加し、常に経営状態に注意を払うことです。それは、会社の利益や内部状況にとらわれない第三者的な観点で、経営担当が見逃がすかもしれない危険や問題に目を配ることも意味します。私の場合は、そこに法的な観点とグローバルな視点を加えたいと考えています。

当社の強みは、IT基盤の構成に関する知見と経験です。現在は、その強みを活かしたクラウド及びセキュリティー事業を、成長の柱とする方向へと経営の舵を切っています。自社の知見や経験を活かすことで、時代に必要とされる新事業を展開するDNAは大切にすべきです。そして、このようなDNAがあるからこそ、当社は事業を通じた社会貢献ができているのではないでしょうか。

新経営体制に対する期待

この一年間の業績が物語るように、経営方針はよい方向に進んでおり、新体制になったことで、さらに拡充発展させようという意気込みを感じます。社会のIT化が進むほど、当社の重要性は増していきます。ネットワーク環境はその他の技術の発展の基礎であり、ライフラインです。当社は、その強化につながる事業の展開が望まれています。そのために、日本のみならずグローバルに必要とされる事業を展開していくことが当社の課題であり、私が期待していることです。

社外取締役 早野 龍五

新しいものや面白いものを貪欲に取り入れようとする社風、
ビジネスチャンスにトライする文化は、
今後の発展に不可欠です。

プロフィール

東京大学名誉教授。物理学研究を専門とする大学教授としての豊富な知見・経験及び各種団体における実務により培われた見識を持つ。

2018年から当社社外取締役。

 

重要な兼職の状況
公益財団法人放射線影響研究所評議員
公益社団法人才能教育研究会(スズキ・メソード)代表理事
株式会社ほぼ日サイエンスフェロー
合同会社早野龍五事務所代表社員
公益財団法人重田教育財団理事
東京大学名誉教授
一般社団法人国際物理オリンピック2022協会理事

 

社外取締役を引き受けた理由

1980年代前半、私が文部省高エネルギー物理学研究所のデータセンターでプロジェクトリーダーをしていた時に、コンピューターネットワークの構築に携わっていたこともあり、本業の物理学の世界とは別に、ネットワークの世界と当社の成長を設立当時から横目でウォッチしてきました。
2018年6月に社外取締役をお引き受けしたのは、新しいものや面白いものを貪欲に取り入れる社風が、設立当時の30年前と変わらずに保たれていると感じられたからです。また、成功体験にとらわれず幅広い領域にアンテナを張り、ビジネスチャンスにトライする文化は、研究者としての私自身の経験と重なって感じられ、その文化を今後も継承するために貢献したいとも考えています。

社外取締役の役割について

人材をどのようにリクルートし育てていくか、才能をどのように見出して登用するか、そして、リーダーシップをどのように次世代に引き継いでいくかは、学術、ビジネスの世界に共通する重要課題です。社外取締役としての私の役割は、四半期ごとの数字や、ガバナンスに目を配ることはもちろん、優れた人材を登用する仕組みが適切に機能しているか、次世代のリーダーは育っているか、などの観点をしっかり持ちながら経営に参画していくことです。

新経営体制に対する期待

流行の移り変わりが激しいネットワーク業界の中で、当社の経営トップは、コアにすべき事業やより高い利益率を実現する事業の選定をしっかり行っています。ネットワーク黎明期とは異なり、最近ではハードウェアとソフトウェアは別世界のものだと認識している若い世代が増えてきたように見受けられますが、当社にはその双方に通じた人材を育成できる風土が存在します。そのような人材を育てることが、当社が推進するSD-HCIの発展には不可欠となるでしょう。