次代のネットワンを作る経営戦略
サービス化へのシフト

今後、社会におけるクラウド化やセキュリティ強化、そしてIoTの活用はますます強まるはずです。従来の「利益をあげやすい機器を売る」というプロダクトアウトのビジネスでは立ち行かないでしょう。当社もICTの利活用にフォーカスした、マーケットイン型の新たなビジネスモデルの構築が必要だと考えています。

 

新たなビジネスモデル構築のため、当社では現在、お客様のICT基盤の全フェーズを支援する「統合サービス事業」の推進に取り組んでいます。この統合サービス事業は、これまで当社で行ってきた事業の延長線上にあるものです。当社ではこれまでもお客様のご要望をヒヤリングし、最適なシステムを提案し、さらに、そのシステムが機能するか実証実験を行い、結果の有用性を確認した上で、お客様に導入するというステップを踏んでいます。こうした工程の一つひとつこそが「付加価値を生むサービス」であり、当社ではすでにかなりの領域でサービス化ができています。

さらに、「運用サービス」もこの統合サービス事業に組み入れていきたいと考えています。クラウド化の進展にともない、お客様のICT基盤は非常に複雑になり、日々の円滑な稼働や迅速なトラブル対処を支援して欲しいというご要望が増えてきています。ネットワークが分かる当社だからこそ、様々な要素が組み合わさったICT基盤全体を運用することが可能です。機械化によって日々の細かな問題点は自動的に修復し、大きな問題はお客様と協議しながら対処策を考える。そして、運用を通じてお客様の課題を把握した上で、新たなシステムの提案に結び付けていくようなサイクルを回していきたいと考えています。

今後はお客様にこれらのサービスの構成や提案の仕方を変えるだけで、十分にサービス事業の加速が可能であるはずです。社員全員がこの点を認識し、これまでの事業を再構築することで、新しいビジネスモデルへの「解」を見出せるでしょう。